クリスマスの活け花
クリスマスの活け花

手嶋 慶子
クリスマスシーズはクリスチャンの家庭でなくても、緑と赤、金、銀のクリスマスの飾りがあれば、季節が感じられ、何となく楽しい気分が持てるような気がします。
クリスマスの室内の飾りといえば、クリスマスツリーですが、私はクリスマスにも花を活けます。12歳ごろからお習字やお絵描きを習うように、興味があるお稽古事として活け花を数年習い、その後も家で花を活けてきました。あまりに時がたち、正確には思い出せないのですが、クリスマスの活け花はお教室のカリキュラムにあったように思います。
クリスマスの活け花の基本は、クリスマスらしい素材を主として、まとめるということで、もみの木、ヒイラギ、コニファー(ブルーアイス)、ヒバ、ヒムロ杉、ポインセチア、西洋種の赤い実のついた枝もの、赤や白の洋花などです。
私はクリスマスの活け花は水替えをしながら、3週間くらいきれいに保ちたいので、枝物はヒバ、コニファー(ブルーアイス)、ポインセチア(鉢物の鉢の部分をポリ袋でカバーして少し水やりをして使っています)などを使うことが多いです。もみの木とヒイラギの枝も活けたことがありますが、葉がパラパラ落ちて、きれいにクリスマスまでは保てなかった経験があります。花材は購入する花屋ですべてそろっているわけではないので、制限もあります。
もう一つのパターンはクリスマスツリーのイメージで基本的に枝物だけを活けて、小さめのオーナメントを下げるのも楽しいです。オーナメントにはこだわりや手に入れた時の思い出があって、楽しめます。大きいオーナメントは生け花のそばに並べます。
7年間の記録写真がありますが、そのうち4点です。



