つなごうピコニャン!~保護猫活動の現場から~
つなごうピコニャン!~保護猫活動の現場から~
try70.netの皆様、こんにちは。
清水まなみです。
いつも皆さんの投稿から勇気や元気をいただいております。
私は、現在、津軽三味線の演奏に加えイベントプロデュースと保護猫活動をして過ごしております。
その中で、本当に保護猫のご相談が多く、昨年は45匹保護譲渡しましたが、今年も現在31匹を保護しております。
私どもの団体『Pico22(ピコニャンニャン)』は、『保護猫と里親様』をお繋ぎする活動をしていますが、シェルターなどは持たずメンバーが個人宅で家猫と同じように愛情を注いで預かり、譲渡会を開催して里親様にお繋ぎしています。
保護猫と言っても、「乳飲児」「子猫」「成猫」「地域猫」によって、捕獲や飼育方法が違います。
また、保護猫を里親様に譲渡するには条件があります。
活動をしていると、猫を通じてたくさんの人に出会えますが、特に里親様とは猫を通じて良い関係が生まれ、活動している意味や猫から学ぶことも多いです。
譲渡条件は厳しいと言われていますが、『Pico22(ピコニャンニャン)』では、ペットではなく家族として迎えてくださるご家族様にお願いすることが多いです。
猫は里親様を選べないから、大切に育ててきた保護猫が生涯安心して暮らせるご家族様にお繋ぎしたいと思っています。
その中で、単身者様や高齢者様からのご相談もありますが、単身者様や高齢者様が全てNGではなく後見人がいる場合は、猫との相性にもよりますが成猫をお勧めしています。
お留守番の長い単身者様に子猫の譲渡が難しいのは、子猫は体調を崩す場合があり動物病院に間に合わないと命に関わるからです。
高齢者様に子猫の譲渡が難しいのは、子猫が成長して20年安心して暮らせるかとなると、もしご病気などになられた時など猫も命に関わるからです。
最近保護した2歳の保護猫は、一人暮らしの高齢者様がお亡くなりになり、猫が家族に外に出されたか自力で脱出した可能性があり、骨と皮になって危険な状態であり保護のご相談がありました。
そうしたことから、単身者様や高齢者様にはしっかりした後見人がいるかが重要になってきます。
うちは、1歳で保護して11歳になったサバトラのトコと6歳で保護して12歳になった茶白のチノがいますが、とても甘えん坊で可愛いです。
成猫を家族に迎える選択を伝えることや啓発活動もしていきたいと思っています。
写真は、うちの愛猫トコ&チノ。
try70.netの皆様で、保護猫を家族に迎えたいとお考えの方には、ぜひ、譲渡会にお運びいただけたら嬉しいです。
家族を待っている成猫も多く保護されていますし、団体によっては、万が一の時には引き取りしてくれる団体もあります。
保護猫活動はボランティアなので、医療費や飼育費がとてもかかりますが、その上で覚悟を持って保護していますので、保護猫は大切な子どもなんです。
大切な保護猫たちの生涯を託すので、里親様を選ぶ条件も厳しくしているのですが、そこには、里親詐欺などから保護猫を守ることもあることをご理解いただけたらと思います。
今、我が家には子猫が8匹、成猫が2匹の10匹の保護猫がいて、フリータイムは大運動会になっている感じです。
保護猫活動もイベント作りも音楽活動も素敵な仲間がいて楽しんでやっています。
『Pico22(ピコニャンニャン)』の保護猫活動は以下のブログでご覧になれます。
https://ameblo.jp/toko-chino/
お時間あれば、ご覧いただけたら嬉しいです。
Pico22(ピコニャンニャン)代表
彩の国動物愛護推進員 津軽三味線奏者 イベントプロデューサー。
津軽三味線奏者であり、「人が動けばまちが動く」をコンセプトに、まちおこしイベントのプロデュースをしながら、保護猫団体『Pico22(ピコニャンニャン)』の代表として、『保護猫と里親様』をお繋ぎしている。