2024年8月号

ステテコで夏を涼しく

ステテコで夏を涼しく

この暑さでは、服を着ることすら、億劫。
外出時には何を着る?

涼しさを追い求めるなら、服の中を風が抜けるようなものがいい。
やはりゆったりとウエストを絞っていないワンピースが一番!
ダボパンにダボTシャツ、これも着方次第で涼しい!
服は素材によって涼しさが変わる。
コットンローンやクレープなどが肌に優しく気持ち良いし、シワにはなるけれど薄手の麻もひんやりとして快適。

さらに涼しくするには下着選び。
おすすめはステテコです!
私はワンピースやスカートをはくと、足元がスースーして、なんだか落ち着かない。
また、汗をかいた時、太ももと太ももが汗でベトベトと触る感じも嫌いで、ロングのワンピースにはペチコートではなく、ステテコを履いている。
もちろん、ダボパンにもステテコ。

服の中に風を入れ、汗を吸い取る下着を上手に取り入れることで、服と肌の間が心地よくなり、かえって涼しくなるのね。

ゆったりとした服は、時にはボディの締まりがなく見えがちで、だらしのない印象にもなりがちです。
が、ヘアースタイルさえ間違わなければ、そのマイナスイメージにはなりません。
そう、大切なのはヘアースタイル、髪の毛だけは、きちっとまとめて、すっきりと!

家でも、夏場はノースリTシャツにステテコパンツを履いています。
ステテコと言えば白いイメージ、大正生まれの父のスーツを脱いだ時の、白いステテコ姿が目に浮かぶけれど、今は柄物が主流。

西洋の洋服が一般的になり、男性がスーツを着るようになった明治時代に、湿気のある日本で、風をよく通し、長時間着用しても蒸れず、吸水速乾性で長時間さらりとし手触りをキープするクレープ地のステテコが下着として登場したらしい。
今や女子にも大人気で、夏の便利パンツとしてステテコは進化しているのです。
今年の夏も、キレイに涼しく、乗り切りましょう!

「麻のダボパンと麻のTシャツ、ウエストを締めずに下にはもちろんステテコ!」

宇佐美恵子さん
元トップモデルの経験を生かしてファッション視点でのコーデイネーターで活躍中。
ご同輩には、いつまでも輝く自分でいる楽しさを気づかせてくれる。
キレイ塾活動は「宇佐美恵子公式WEB」でどうぞ。