わが家の朝食メニュー パート2
わが家の朝食メニュー パート2
先月はわが家の朝食の野菜スープパターンでしたが、今月はもうひとつのパターンについてお話したいと思います。
このパターンのメインは、目玉焼きかスクランブルエッグ。
それに、生野菜(レタス・サニーレタス・きゅうり・トマト・ルッコラ・バジル)茹で野菜(ブロッコリー・グリーアスパラ・スナップエンドウなど)を添えます。
トースト・フルーツ・ミルクティー・ヨーグルトは変わりありません。
このパターンの朝食でこだわったのは、パンです。
パンは参宮橋駅近くにあるタルイベーカリーのハードトースト。志垣さん・高城先生も、使っていらっしゃるお店です。
最初は小型食パンほどの大きさだったハードトーストを、3〜4回サイズをアップしてもらい、卵と野菜をのせて丁度いい今のサイズに落ち着きました。
2本をまとめて買って、自分サイズにスライスし、冷凍にしておきます。
このパターンは、かなり長い期間続けていたのですが、3年前の夏に、主人が仕事の打ち合わせに伺った会社で出してくださった昼食のお弁当の油にあたり、次の日の朝は食欲がなく、目玉焼きもスクランブルエッグは食べたくないというので、今のパターンの野菜スープにしました。
野菜スープは野菜を刻むのにちょっと手間がかかりますが、冷蔵庫に残っている野菜や、捨てがちな根菜の皮などを、余す事なく使うことができるので、材料費は圧倒的に目玉焼き・スクランブルパターンよりかかりません。
原稿を書いていて気が付いたのですが、ルッコラ見かけなくなりましたね。
以前はどこのスーパーでも売っていたのですが、傷みやすい・特徴があるようでない味などが原因でしょうか。
新しい野菜が出ても、定着するものは数えるほどです。
この50年で定着したのは、ブロッコリー・チンゲンツァイ・セロリ・ピメント・プチトマト・スプラウト・ベビーリーフぐらいでしょう。
私は野菜の摂取を推進する協会の仕事を、30年以上続けていますが、野菜は洗ったり・切ったりなど下処理に手間がかかり、腹の足しにもならないので、健康管理には欠かせないと分かっていても、なかなか摂取量が増えません。
朝食を食べない人が増えている事も、要因の一つです。
朝食のパターン化は、1日の栄養バランスをとることに有効なだけでなく、作る事・買い物が計画的にできるのが魅力です。
皆様にも、ぜひおすすめします。
朝食のヨーグルトに欠かせないジャムを作りました。
この時期は、杏です。
この2~3年杏が不作で、長野の農協に予約をして入手しています。
去年は美味しかったのですが、今年は届いた時から期待はずれ、香りも昨年に比べると弱く、張り切って去年の倍買ったのにガッカリでした。
案の定、香りの弱々しい杏ジャムに仕上がりましたが、それでも市販のものよりは、はるかに美味しいので、毎朝食べます。
杏は他の果物に比べて、作るのに手間がかからないのでお勧めです。
私の杏ジャムの作り方
1. 杏は2~3日追熟させます。
2. 洗って水気をしっかり仕切ります。
3. 4等分に切って種を取り、30~35%のグラ乳糖をまぶし、2~3時間置きます。
4. 強火にかけ、アクが出てきたら火を弱め、アクを取りながら火を通します。
5. 煮沸した瓶に詰め、蓋をして、蓋を下にして冷ます。
6. 完全に冷ましたら、冷蔵庫で保存します。
★7月号でご案内した
「野菜たっぷりのスープ」2人分レシピの表記に誤りがありましたので、正したレシピを再録します。
キャベツ
玉ねぎ あわせて200~250g
セロリ
にんじん
トマト 1個
エリンギ 1本
水 1 1/2カップ
鶏がらスープ 大さじ1/2
塩・こしょう 各少々
卵 2個
1. 鍋に水1.5カップ、鶏がらスープ、塩・胡椒を入れて火にかける。
2. キャベツは角切りに、玉ねぎ・セロリは薄切りに、にんじんは線切りにする
3. 1の鍋に2を加え、野菜が柔らかくなるまで煮る。
4. トマトはくし切りに、エリンギは縦半分に切って斜め1cm厚さに切る。
5. 3の表面に4を並べ、中央に卵を割り入れ、火を弱め半熟状に仕上げる。
ダイエットクリエイターとして、健康管理ができる食生活、特に野菜摂取の啓蒙をすすめている。
近著に『腎臓病の食品選び早わかり』『 野菜のとり方はやわかり』『栄養アップ!カロリーアップ!の料理アレンジ早わかり』など。
*写真は、仁くすのきさんのメーク講座でモデルをした時のものです。