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4月 思い出しましょう、昔の姿勢!

【4月】思い出しましょう、昔の姿勢!

先日、高校時代の同期会に参加。
古希の時は、コロナで開催できず、今年、140数名の同期生が集まりました。
昭和27年28年生まれの71歳72歳の同期生、最近のシニアはまだまだ若い!
それでも、若く見える人と、そうでない人がいる。その差は何?
エイジングを研究している私は、140人も同世代を前に、好奇心が尽きません。

観察していて気が付いたのは、動きの速い人は若々しく見えるということ。
顎を締め姿勢が良いから、身体の軸がしっかりしていて、無駄な動きなく敏捷に動いています。
猫背で膝が曲がっていると、どんな素敵な服を着てもちょっと残念な感じに見えるし、その上、動きが緩慢になる。
すると身体に無駄な動きが多く、老けて見えます。
これが今回の大発見!

健康のために、そしてキレイに若々しく見せるために、正しい姿勢を身に付けたいですね。
重要なのは身体の中心にある「腰」。
椅子に座っているときも、立っているときも、常に「腰を立てる」意識が大切。
年齢とともにインナーマッスルが緩み、骨盤前傾、骨盤後傾になる傾向が顕著になるから、「腰を立てる」ことで正しい姿勢をつくる意識が最重要ポイントです。

正しい姿勢のとり方はこう。
両足を平行に付け、あごを締めて、腹筋を締めながら、骨盤底筋を締め上げ、おしりのほほを寄せて、骨盤を立てて、膝の内側をつける。
5本の足指で地面をしっかりとらえて、重心はくるぶしの位置の足の中心に置く。
背筋は伸ばし、肩を後ろに大きく回して、肩甲骨と肩甲骨を引き寄せ、肩の力を抜いて腕を身体の側面に置く。
首はすっと伸ばし顎を引く。舌は上あごにピッタリつける。

若い頃の姿勢は、常にこういう状態だったはずですよね。
いつの間にか、ウエストサイズ増大、内臓が下がり下腹が出て、肩甲骨の間が開き猫背になり、あごが上がり、口元が緩みます。
また、骨盤底筋が弛緩してくると、尿漏れの原因になります。
若いころの姿勢を、思い出しましょう。
1ヶ月頑張ってみてください。
正しい姿勢ができたら、次はウォーキングね!

5月をお楽しみに!

宇佐美恵子さん
トップモデルというとてつもない体験がキレイに生きる知力体力を作ったのだと感嘆する。
50カラット会議で出会って以来、ご同輩の鑑だし、キレイのアドバイザー。
優しくウィットも楽しいから、ご一緒ランチなんかサイコー!