2024年3月号

3月 新鮮さがただよう人に。

【3月】新鮮さがただよう人に。

アップデートしてみない?春の着こなし!
捨てようかと迷っていたオーバーサイズの肩の大きなジャケット、昨年ぐらいから、同じようなジャケットがファッション雑誌に登場して、流行の兆しが見え、捨てるのをやめました。バブルのころ購入した服は素材もよく、捨てるのにはもったいない。
流行は繰り返す!

「断捨離しなくては!」と強迫観念のように自分自身に言い聞かせ、日々、整理していた私は、「捨てない」理由を見つけて、なんだかホッとしました。
オーバーサイズのジャケットを昔のようにコーディネートして着ると、やはり古臭い印象になります。それは服が古いことが原因ではなく、コーディネートの問題。
「今」を出すには、少し抜いて着こなすこと。
昭和の時代は抜け感がなく、きっちりと服を着こなしていました。
ボタンをきっちりはめない、リボンをしっかり結わかない、カフスは折り返す、シャツの裾は半分外に出す、等のこと。
服の中に風を通すような気持ちで着こなすと、見事に「今」を演出できます。

そして、ファッションがカジュアル主流の今、きっちりした印象で、着られなかったジャケットも、ドレスダウンしたコーディネートにしてみると、さらに、今を演出できます。
例えば、Tシャツの上にパーカーを着て、その上にジャケットを着ます。フードを襟の外に程よく立てて出してみると、首長で、小顔に見え、カジュアルなコーディネートに。地味な色のジャケットも、パーカーやTシャツを明るい春色でコーディネートすれば、華やかになり、春の着こなしに。
もう着られないと思っていたジャケットが、今によみがえります!

宇佐美恵子さん
トップモデルというとてつもない体験がキレイに生きる知力体力を作ったのだと感嘆する。
50カラット会議で出会って以来、ご同輩の鑑だし、キレイのアドバイザー。
優しくウィットも楽しいから、ご一緒ランチなんかサイコー!